想像を絶する高山病、ラパス

女一人旅でウユニ塩湖に向かう途中で、ウユニに行くのに必ず経由する街、ラパスに寄りました。ラパスは世界一高度が高い場所で、空港はもちろん世界でも一番の高所です。

ここへ来るまでもじっくり時間をかけてくるべきなのですが、乗り継ぎを繰り返して着陸し、荷物のピックアップまでですでに高山病の症状がでました。視界が狭くなり、動機が激しく、頭痛が始まり、クラクラしはじめて酸欠状態で唇真っ青なチアノーゼ反応が出ました。

高山病予防薬は日本では病院で処方してもらう必要があります。もし日本で用意できなかった場合は、ボリビア入りする前に、アメリカなど安心できる国のどこかで入手しておくほうがよいでしょう。

私はむしろ体験したかったので薬なしで現地入りしてしまい、大変焦りました。出会った日本人などは、ほぼみんな高山病の症状が出てしまっており、1日かけてラパスに宿泊するなどして高度順応させる必要があります。そうしなければカメのようなスピードで10歩歩くのも想像を絶する苦しさを体験できるでしょう。1日ゆっくり過ごせば、次の日から楽になりますので、1日時間をとるようにプランニングするのがコツです。

ラパスは街の形状が「すり鉢」状になっており、空港が一番上で、街に行くにはどんどん急な坂道を下っていきます。街やホテルに向かうのにも、タクシーで相当な坂道をグルグルと下がりました。街は坂道の石畳なので、靴はスニーカーなど歩きやすいものがよいです。

特筆すべきは治安の悪さです。日本から旅行へ行く気分で気軽に「治安が悪め」だとは考えない方がよいでしょう。現地に詳しく、スペイン語が話せる人でも強盗に会うことがあります。見るからに旅慣れた男性も、ラパスでデジカメとスマートフォンを盗まれる被害にあっていました。

ウユニへ向かうバスターミナル付近がとても危険で、現地の人も気を付けている場所だそうです。ちょっとした冒険心などは極力出さないよう注意して、旅をいい思い出にできるよう細心の注意を払って行動したほうがいいでしょう。

ウユニへはラパスから飛行機で1時間、往復3万円で行けるので、もしウユニを目指すなら安全な飛行機利用をオススメします。

ラパスの街はその形状ももちろん、景観が圧巻です。雲の街と呼ばれるほどの世界一高度が高いすり鉢状になった街を見渡すだけでもとても貴重な経験です。夜に、すり鉢状の街を見下ろせる上の方から見ると、街の灯りと形状が、昼とはまた違う表情を見せてくれます。

街には、南米ならではの色とりどりの雑貨が並び、セーターもアルパカなどふわふわで柄が可愛いものに溢れています。なかには呪術で使うリャマのミイラなどもあって、見るだけでも楽しい通りがあり、そういった街を楽しみながら、1日時間をとって体を慣らすのが一番楽しめるのではと思います。

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