ドイツの小京都ローデンブルクは中世の趣き

昨年の秋、友人と一緒にドイツを旅行しました。中でも記憶に残る街はローテンブルクです。

駅は本当に小さな駅で、私は九州の田舎街に住んでいますが、地元に帰ったようなそんなあったかい雰囲気を感じながら街の中へ進んでいくと、ここから旧市街ですと言わんばかりのレーダー門が現れます。

この門の姿が、ここからタイムスリップの旅の始まりをつげるようなワクワク感を与えてくれました。

私たちは、他の都市からの移動でこの日はローテンブルク泊、かなり大きな荷物を抱えての移動でした。しかし、ドイツ旅行の日程を立てる時に、まずこの街に訪れることを決めた私たちは、足取りも軽く、街の一番奥にある憧れの歴史的な古城ホテル「ブルクホテル」に到着しました。

このブルクホテルは、見つけたその瞬間から、私たちを幸せな気持ちにさせてくれました。

外壁は葡萄の蔓と、可愛らしい花で覆われてまるでおとぎ話に出てくるような入口で、ドアを開けると藤村俊二さんのようなダンディで優しい支配人が、日本から来た私たちを笑顔で歓迎してくださいました。

お部屋の中も、天蓋つきのベッドに猫足のバスタブとアンティーク調の家具に囲まれ、カーテンを開ければ最高の山間の景色が望む部屋はここにずっと泊まっていたいと思わせる居心地の良さでした。

私たちのこの旅行は、パックやツアーではなく個人旅行でしたので、ホテルはAgodaで検索して予約しました。出発から2カ月ほど前の予約でしたが、このお部屋に1泊13000円ほどで宿泊できたことは今でも奇跡ではないかと思うほどです。

朝食のビュッフェもこのホテルを選んだ理由の一つでした。ドイツの民族衣装を着た女性従業員たちが明るく陽気に迎えてくれ、希望の卵料理をオーダーするとその場で作ってくれます。シリアルやハムやブレッドも種類が豊富で朝からお腹いっぱいになり、そして雄大な山々を見ながらののんびりとした食事は必ずもう一度味わいたいと思わせてくれます。

ローテンブルクは、日本でいう鎌倉や京都のように古き良き町を歩くだけで穏やかな気持ちになり、リフレッシュにつながるような街です。この時期でも街の雰囲気はクリスマスを感じ、一年中クリスマス商品を扱うお店も多いです。そしてこの地方では、ワインを飲んでいる観光客を良く見かけました。ドイツはビールと同じくワインも有名です。陸つなぎのヨーロッパならではの文化だと思いますが、同じ国でも地方によって食文化も大きく違ったり、さまざまな言語を使用する地域あります。

私は、そんな後ろを振り返ればすぐそこに、今まで歩んだ歴史が見えるようなヨーロッパの雰囲気が大好きです。このローテンブルクは、そんな中世の世界がいまの私たちを見ているような不思議で懐かしい気持ちになるもう一度訪れたい街の一つです。

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