南仏ニームで遺跡巡り、駅のカフェオレが最高!

大学で古代ローマ帝国について学んだ時、レポートでその建築術について深く調べました。そのため実際に古代ローマ人たちが作り上げた、2000年以上経っても未だ健在なフランス・ニームの水道橋、ポン・デュ・ガールを始めとするローマ遺跡を、夏休みを利用して巡ることにしました。

夏だったため、T-シャツ2、3枚に上着を一枚。ジーンズ一本で行ったのですが、やはり旅行途中でジーンズをもう一本買いました。

スニーカーを履き、サンダルをリュックの中に。学校に持っていくくらいの小さなリュックです。ここで重要なのがパワーアップされた粉の洗剤。普通の汚れでしたら酵素の力で布をこする必要がありません。シャワーを夜浴びる15分くらいの間、水を張ったシンクに洗剤と洗うものを入れておくだけです。あとはしっかり洗剤が消えるまですすぐ。良く絞ってから風通しのいいところに干しておく。大概の服は翌朝乾きました。

フランスに着くと、まずはパリで一通り観光。お決まりのルーブル美術館、シャンゼリゼ通り、モンマルトルなどを訪れました。ホテルの食事はコンチネンタル。クロワッサンなどのパンにバターとジャム、そしてカフェオレ。パリを充分満喫したあと、リヨン駅からニームへ一晩かけて行きます。TGVというチョイスもありますが、一泊分浮かせるためにこの手段をとりました。勿論イタリアなどに行く予定を立てたので、チケットはユーレイルを。

列車内はフランス人ばかりで、アジア人はおろか観光客らしき人物はいませんでした。気さくなフランス人と片言のフランス語と英語、それにジェスチャーを交え交流。このときもガイドブックが役に立ち、何とか「会話」が出来ました。朝アヴィニョンに到着。そこで乗り換え。

ニームには清々しい青空の朝に着きました。駅で何か腹ごしらえ、と駅内にあるカフェへ。蝶ネクタイのおじいさんがバーマスター。「ボンジュール。カフェオレ、シルヴープレ。」「ウィ、マダム。」笑顔で対応してくれたバーマスターは、エスプレッソ・マシーンでそれはそれは大変美味しいカフェオレを作ってくれました。コーヒー好きな私は、パリでは一日7、8軒のカフェを訪れカフェオレを飲んでいましたが、ここの、ニーム駅のカフェオレが一番でした。その後旅を終えた後でもあれほど美味しいカフェオレはなかったなあ、と思えるくらい印象深かったです。

ニームは小さくも大きくもない地方都市です。観光スポットがたくさんあり、全て歩いて回れます。街全体にローマ遺跡があり、どっぷりと古代のロマンを満喫できます。一番の目玉は市外にある水道橋、ポン・デュ・ガールですが、ニームに来て発見した事はデニムの語源はここにあったことです。すっかりアメリカの言語だと思われますが、実はニームは織物産業が盛んであのジーンズになる生地はこの地で生まれたものだったのです。「デ・ニーム」つまり「ニーム」の、で「デニム」。

ポン・デュ・ガールは、2000年以上も前、この地はローマ帝国の地方都市でした。その時に作られてた水道橋ポン・デュ・ガールはガルドン川に架かる石橋です。石はその地方で採れる石灰質のコキーナと呼ばれるものです。観察すると小さな巻貝や貝殻の破片などが見られます。この石自体がセメントの原料となりますので、自然と橋の強度に貢献しているのかも知れません。2002年にあった大洪水では上流のモダンな橋は壊れたのに対し、この古代の水道橋はダメージはあったものの残り続けました。

橋の下のガルドン川にはフランス人が家族でピクニックをしていたり、川で泳いでいました。水は透明でめだかのような魚がたくさんいて、真夏の心地よい太陽の下ののんびりとした時間を過ごしました。

帰りは道端で、ロティサリーチキンを手動でぐるぐる回している屋台でチキン丸ひとつ購入。マーケットでパンとメロンにチーズを買い、ホテルでゆっくり夕日を見ながら美味しく頂きました。

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