夏のサンクトペテルブルグは見所いっぱい

仕事でサンクトペテルブルグに8月行きました。ロシアに行くにはビザを取るために招待状と宿泊証明書がないといけません。また入国日と出国日も決まっていないとビザがおりません。このような書類手続きは大変面倒ですが、行ってみる価値は充分にある国だとおもいます。

私はサンクトペテルブルグのYMCAに宿泊の予約をしました。建物はスターリン時代に建てられたようで、外見は立派でした。内装は老朽化が進んでおり、ペンキが剥がれたままだったり、部屋の中のドアを取り替えたのか、部屋にマッチしておりませんでした。

食べ物を探しに外に出ると、キオスクが通りに幾つかあります。その一つはあまり人が並んでいなかったので、を選んで水やお菓子を色々買いました。ロシア語が出来ないのでジェスチャーでお店のおじさんの後ろにある商品を指差し注文。お金を払って「スパシーボ」と去りたかったのですが、レジ袋がありません。レジ袋は自分で持ってくるか、或いは買わなくてはならないという事でした。ようやくお買い物を済ませてそこを離れる時、私の後ろには既に20人近くの人が列を作って並んでいました!あまりにも静かに待っていらっしゃったので全く気付きませんでした。

翌日早速地下鉄に乗り、お世話になるオフィスまで。地下鉄はずっと深い地底にあります。プラットホームにはホームドアがありました。朝の通勤ラッシュで目的の駅に着いてから背の低い私は背の高いロシア人の波に乗せられ流され、出たい出口から反対方向に行ってしまいました。逆流はほぼ自殺行為だったと思います。

某ガイドブックの地図を元に目的地に着きました。何でも建物を改装中で、また宿泊施設もととのえたばかりだそうです。これから2週間、あの地下鉄での通勤はきついと思いその施設に宿泊させてもらいました。本当は外国人は駄目だそうですが...。部屋はきれいでブレックファスト・ルーム、リビング、ベッドルーム付き。金額も多分外国人のレートだったと思いますが、これはロシアでは一般的です。美術館などはロシア人のほうが安くなっています。

一仕事終え、ちょっと観光。有名な場所には地下鉄やバス、市電で行けるためペテルブルグはその点便利な街です。ちょっと行って歩けばすぐに他の見所に到着します。血の上の救世主教会は修復が終わり、きれいになっています。またその裏を歩いていくと気軽に入れるカフェがあり、そこのビーフストロガノフが結構美味しかったです。日本の客室乗務員の方々もそこで見かけました。

その脚で近くのロシア美術館に行きました。エルミタージュと違い、ロシアの作家の美術品が展示されています。黄色い建物なのですぐに分かりました。ここはお世話になっているオフィスのロシア人のお勧めの場所でした。

そしてもっと印象的だったのが、その隣にあるロシア国立民族学博物館。ロシアの伝統、歴史、文化が良く分かる博物館でした。またそこにガイドとしていた60代の女性と片言の英語でずっと1時間以上話しこんでしまいました。彼女の自分の国に対する情熱は素晴らしいものでした。

ピロシキを買い、ホテルへ。朝ピロシキを買ったら中身はジャムでした。甘いの苦手は私にはきつかったです。肉はロシア語でミャーサなので、「ピロシキ、ミャーサ。パジャールスタ」と言い、指を2本出して2つゲット。食べて飲んでロシア語のテレビ観て、そろそろ眠いけど、まだ午後7時くらいかなあ、と思っていたらなんと既に夜11時。白夜とまではいきませんが、ロシアの夏の夜は長かったのです。また日の出も早く、朝5時には目が覚めてしまいました。

後日エルミタージュ美術館に。朝なのに長い列。直感で入口まで来て見ると、学生専用の窓がありました。誰も並んでいません。学生証を見せたら、無料で入れました。列に並ばなくて済んだばかりか、お金もセーブできました。そして....やはりこの美術館は展示品も凄くゴージャスですが、建物そのものが素敵でした!

日曜日にはぶらぶらと近くの教会まで散歩。丁度バザールをしてました。おじいさんの鉱物を並べているテーブルが気になり寄ってみました。おじいさんは80代でしょうか、流暢な英語で並んでいる鉱物について説明してくれました。会話での問答をしばらく続け、この人の鉱物の知識に圧倒されました。趣味で売っている、またはただ売り子として売っているのとは全く違うレベルでした。このおじいさんといい、ロシア国立民族学博物館の方といい、ロシア人は自分の仕事に対してのプロ意識が強いのではないか、と思わずにはいられませんでした。もちろん売る気の全く無いデパートの人もいましたが。

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